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受け口

カテゴリ:小児歯科

更新日:2020/11/3

こんにちは、川西の遠藤歯科です☆

お子様の歯並びについてご相談がありました。

4歳の息子が受け口で心配です。大きくなっても治らないものなのでしょうか。また、このまま放置してよいものでしょうか。

受け口の原因として次の三つのケースが考えられます。

①上顎より下顎が前にあることが原因の「骨格性の場合」

②上の歯と下の歯の前後関係が逆さまになっていることが原因の「歯槽性の場 合」、

③として①と2の両方が原因の場合です。

お子さんの年齢から、永久歯列(大人の歯並び)の受け口ではなく、乳歯列(子どもの歯並び)の受け口と判断されますが、この乳歯列の受けロにも、やはり1~3のタイプがあります。

上顎の成長は小学校の中学年から高学年くらいまでに大部分が終わります。

しかし、下顎の成長が最も盛んになるのは思春期です。

人間の頭の部分と顔の部分では、頭の方が先に成長が完了します。

一般 的に、頭は、生まれたころは成人の半分程度ですが、6歳ごろには成人のほぼ9割程度にまで成長します。

このため、6歳ごろまでの幼い時期に矯正治療などによって頭に力を加えると、頭が変形するようなことが起こったりします。

また、個人差もありますが、前歯が生え変わってくるのも6 歳前後です。

ですから、このころまでは様子を見ることが多くなります。

ご心配だとは思いますが、お子さんの受け口が0~3のどのタイプであっても、今は様子を見ることになります。

ただ、様子を見るといっても置しておいて良いということではありませんので、ご心配な親御さんはご相談下さい。

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